EOS Kiss Mを買うときに、どんなレンズを一緒に買うかって悩みますよね。
もしEOS Kiss Mを買う目的が子どもの撮影なら、高倍率ズームレンズのEF-M18-150mmが圧倒的におすすめです。
EF-M18-150mmはすごくズームができるから、動き回る子どもを撮るにはベストの選択なんですよ。
EF-M18-150mmは高倍率ズームと呼ばれるレンズです。
高倍率ズームの特徴は、広い範囲から狭い範囲まで、近くのものから遠くのものまで、撮れることです。
- 広い範囲を撮ることも、狭い範囲だけをとることもできる
- 近くのものも、遠くのものも撮れる
だから、子どもがどんなに動いてもばっちり撮れる。
広い範囲を撮れれば、キレイな景色と子どもを一緒に撮れます。
狭い範囲が撮れれば、周りに映したくないものがあっても子どもだけを撮れます。
子どもが近づいてきても撮れるし、遠くに走ってく子どもの後ろ姿も撮れるんです。
望遠ズームレンズ(EF-M55-200mm)ほどは遠くのものを撮れませんが、子どもを撮るなら高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)で十分です。
(少なくとも、我が家の2歳と5歳の息子はばっちり撮れます。)
動き回るこどもを撮るにはこれが便利、これ以外は考えられない。それが高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)の魅力なんですよ。
レンズには18-150mmのような数字が必ず入ってます。この数字は撮れる範囲を表しています。
数字が小さければ小さいほど「広く、近く」、数字が大きければ大きいほど「狭く、遠く」を撮れるんです。
ここからは、EOS Kiss Mの高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)でどんな写真が撮れるか写真でお見せします。
(子どもの写真はブログに掲載しないようにしてるので、子どもが写ってなくてピンとこないかもしれませんが、撮れる範囲の参考にしてください。)
まずはEF-M18-150mmで撮れるいちばん広い写真です。
山に丸型のドーム、雲まで広く撮れてますよね。
今度は車と空を広く撮ってみました。
空を背景に入れたかったのであまり車に近付いてない写真ですが、本当はまだまだ近づいて撮れます。
これだけ広く撮れると、我が家の2人の息子と風景をいっしょに撮ることができます。
花見で桜と子どもをいっしょに撮りたいときなどに便利です。
広いだけでなく撮りたいものに近づくこともできるので、子どもと手を繋いで歩いてるときや、ご飯を食べてるときもばっちり撮れますよ。
何気なくテーブルの上のみかんを撮ってみました。
写真からは分かりにくいですが、みかんから離れて撮ってます。
離れてても、まるで近くまで寄ったかのようにズームして撮れるんです。
これは仮面ライダーの握手会で撮った写真です。並んで待ってる間に少しズームして撮りました。
このときはまだ列に並んでいて離れていたんですが、かなり大きく撮れてます。
50mmだと、公園やお店で子ども少し離れててもしっかり撮れる。
子どもが1〜2歳くらいだと、親よりも少し前を歩くことがあるので、このくらいのズームが撮りやすいんじゃないかな。
EF-M18-150mmでいちばん遠くを撮った写真です。
セミの抜け殻を見つけたんですが、立ち入り禁止になっていて木に近づくことができませんでした。
でも、EF-M18-150mmの最大ズーム150mmならここまで大きく写せます。
池にカモがいたので、どこまで大きく撮れるか試しに撮ってみた写真です。
十分大きく撮れてますよね。
150mmで撮れると、子どもが公園で遠くまで走って行っちゃってもバッチリ撮れます。
ズームが出来ないレンズでも、自分が近づいていけば子どもはしっかり撮れますよ。
でも、ずっと子どもの動きに合わせて動くのは体力的にできません。(少なくとも私には絶対にムリです。)
だから、遠くまでしっかり撮れるEF-M18-150mmが役立つんですよ。
近くから遠くまで撮影できる、子どもを撮るにはベストな高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)ですが、弱点もあります。
重くて大きいんです。
EOS Kiss Mで使える他のレンズと比べてみるとよくわかります。
例えば、大きさは望遠ズームレンズ(EF-M55-200mm)とほとんど変わりありません。
標準ズームレンズ(EF-M15-45)mmと比べると、高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)の長さは2倍ちかくあります。
単焦点レンズ(EF-M22mm)と比べると、すごく大きく感じます。
(というよりも、単焦点レンズがびっくりするくらいコンパクトなんですけどね。)
高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)をEOS Kiss Mに装着すると、レンズがボディからかなり飛び出てる。
遠くを撮るときはレンズを伸ばします。
いちばん遠くまで撮れる状態だと、ここまでレンズが突き出て小さい煙突みたいです。
はじめてみると長すぎると思うかもしれませんが、使ってると慣れてくるので問題ありませんよ。
私の高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)の重さを測ってみると322gでした。小さいペットボトル1本分ですね。
EOS Kiss Mに高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)を装着すると、重さはちょうど700gでした。ボディにはバッテリーもSDカードも入ってる状態です。
700gだと、ペットボトル1本分よりも重くなっちゃいますね。
ここまで高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)の大きさと重さを紹介してきました。
もしかしたら、「そんなに大きくて重いレンズは使いたくない」って思っちゃったかもしれません。
でも、高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)は大きくて重くても使う価値が、持ち歩く価値が、まちがいなくあります。
だって、「近くも遠くも」「広くも狭くも」撮れるから、子どものベストショットを逃すことがないんですもん。
子どもと公園で遊んでいて、いっしょにおでかけして、せっかくカメラを持ってるのにベストショットが撮れなかったら悔しいじゃないですか。
高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)がないけど、子どもの笑顔を撮り逃したくないと思ったら2つのレンズを持ち歩くしかありません。
「望遠ズームレンズ+標準ズームレンズ」や「望遠ズームレンズ+単焦点レンズ」などの組み合わせで。
2つレンズを持っていくと高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)より重いし、レンズ交換の手間も出てきます。
子どものベストショットを逃さないレンズの組み合わせとしては、高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)がいちばん軽いんです。
それに、ズームができるレンズは自分が動くことなく子どもを撮れるので、すごく便利ですよ。
高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)の便利さは、使ってみないとなかなか分からないかもしれません。
私も最初は「必要ないんじゃないか」って思ってましたから。
重くて大きいし、単焦点レンズに比べると写りが良くないなんて言うし。
でも、実際に使ってみて、あまりの便利さにびっくりしたので今回の記事を書きました。
EOS Kiss Mで子どもを撮るのが目的なら、ぜひ買ってみて欲しいレンズです。きっと後悔しないはずです。
ひょっとしたら、高倍率ズームレンズ(EF-M18-150mm)以外は出番がなくなるかもしれないくらい便利で感動すると思いますよ。
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