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『人生の勝算』(前田裕二)を読んで子育てでモヤモヤしてる理由がわかった!

人生の勝算 アイキャッチ

前田裕二の『人生の勝算』を読んだことがありますか?

 

「話題になった本だし、名前は知ってるけど読んだことない」って人が多いでしょう。

 

自己啓発本って仕事で大成功した人が書いた本で、「すべての時間を使って人生たのしもうぜ!!」みたいな内容でウンザリすることが多い。

 

「そんなこと言われたって、こっちには大事にしたい家族や友達だっているんだよ!」って感じ。

 

だけど、前田裕二の『人生の勝算』は違かった!!

 

息子2人の子育てに忙しく、仕事もそれなりにやってるけどモヤモヤしてる私にはすごく考えさせられた。

 

 

子育て中で自分のしたいことが何もできずに悩んでるあなた。

仕事はそこそこだし、家庭も順調だけどなんか悩んでるあなた。

 

『人生の勝算』を読めば、きっと気持ちが変わるはずです。

 

 

子育て中でモヤモヤしてる30代の自分に響いた

『人生の勝算』の内容は前田さん(筆者)が自身の人生を振り返り、人生や仕事において大事なことが書かれています。

 

 

自己啓発本にはよくある構成ですね。

 

前田さんの経歴は読んでて面白かったけど、私が心を揺さぶられたのはたった2つのこと。

 

 

  • 人生という航海において大事なのは自分のコンパスを持つこと
  • 周りに対して圧倒的愛情を持つことが仕事をする上で大事

 

 

たった2つですけど、自分にとっていま大事なこと、いまの自分にもっと必要なもの。

 

「すべてつまってるな」と思わずにはいられませんでした。

 

 

他人の人生が羨ましくなるのはコンパスがないから

人生において大事なのは人生におけるコンパスをはっきり持つこと。

 

人生を幸せに過ごすには、「自分が大事にしていきたい価値観=コンパス」を持つことが大事だと前田さんは考えています。

 

 

前田さんの兄は仕事はそこそこ(午前中で終える日もあるくらい)だけど、なにより家族との時間を優先してる。

仕事よりも、友人よりも家族を優先することを決めている兄。

 

 

前田さんは家族を優先するというブレないコンパスを持ってる兄のことを、尊敬できるし幸せ者だと断言してます。

 

 

自己啓発本にありがちな「仕事やキャリアが一番大事、家族との時間を不要」なんて話ではないんです。

 

大事なのは自分のコンパスを持ってるかどうか。

 

最も不幸なことは、価値観という自分の船の指針、コンパスを持っていないということ。そして、持たぬが故に、隣の芝生が青く見えてしまうことです。

『人生の勝算』より引用

選ぶ、ということは、同時に、何かを捨てることです。何かを得ようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない。人生の質を高めるのは、選択と集中です。

『人生の勝算』より引用

 

私は息子も2人いて、妻と家族4人で暮らしてます。

仕事だって大きな悩みは抱えているわけじゃない。

 

 

でも、自分のやりたいことができないような焦り・モヤモヤを感じてました。

何が原因かよくわかんなかったんですけど、この本を読んではっきりわかりました。

 

 

私のコンパスがはっきりしてない。

はっきりしないから他人の人生がうやましく見えて、モヤモヤしてるんです。

 

 

前田さんのお兄さんほど徹底的でないにしろ、私にとっては家族と過ごす時間がいちばん大事。

家族とたのしく過ごすのが私にとってのコンパス、なのかな。

 

 

だから、早く帰ることを職場で申し訳なく思う必要もない。

モヤモヤの原因の一つは、職場から誰よりも早く帰ることのうしろめたさだったんです。

 

 

「妻と息子たちと笑って過ごすためなら、気まずくても早く帰ったっていいいや!」って吹っ切れました。

 

でも、早く帰ることに後ろめたさを感じなくても少しモヤモヤします。

 

 

まだ自分のコンパスが完全にしっかりしてるわけじゃない。

隣の芝生が青く見えないように、もっと自分のコンパスをはっきりさせていきたいです。

 

 

だけど、私にとって家族との生活は幸せを感じるために欠かせないのは間違いない。

 

 

家族との時間を大切にしたいので、もし今の職場で働けなくなったら。

家族との時間を犠牲にするような働き方を強要されたら。

 

 

その時は家族との生活を犠牲にしてまで働いたら、きっと何もかもイヤになる。

家族を優先して生きていけるように、いざという時は転職できる覚悟と、どこでも働けるスキルを身につけていきたいですね。

 

 

人への深く大きい愛情は自分を助けてくれる

どんなときも揺らぐことがない、深く大きな愛情を持つこと。少し角度を変えて言い換えれば、他者に対する想像力、共感力といった、思いやりの気持ちを持つこと。

『人生の勝算』より引用

 

前田さんは証券会社勤務時代の先輩から、周囲から好かれることの重要性を学びます。

 

 

周囲から好かれればチームの仕事力が増すし、サポートしてもらえる環境になるから。

 

人から好かれるためにしなきゃいけないことは、自分が相手の長所を見つけて好きになること。

 

 

私は家族と少しでも長く過ごしたいので、仕事は定時で帰ることをモットーにしてます。

決して仕事量が少ないわけじゃないので、勤務時間中は無心でただひたすら仕事。

 

 

同僚や後輩に好かれようと思うことも、好きなことを見つけることもしない。

周りの人のサポートや新人に教えるということをあまりしてませんでした。

 

 

自分だけが早く帰ると職場に対して後ろめたい気持ちもあります。

後ろめたい気持ちが少しでもあるからモヤモヤしちゃう。

 

これからは、周りの職員のサポートや新人の育成をとおして早く帰れる人を少しでも増やしていきます。

 

 

早く帰れる人が増えればもっと帰りやすくなるし、自分が忙しい時は手伝ってくれるかもしれない。

周りに影響を与えられるスキルがあれば、転職したときも役立ちそうだし。

 

 

さいごに

自己啓発本って読むと面白いけど、なにも自分の人生の参考にはならないのが多いですよね。

 

言ってることが大それすぎてて、とても自分の人生には活かせないし。

 

でも、『人生の勝算』はすごくよかった。

 

 

SNSでいろんな人の情報を見て、「自分は子育てしかしてないなぁ」って他人が羨ましくなってた自分に気づけました。

 

本当は家族と過ごせるのが一番たのしかったのに、自分のコンパスを忘れちゃってたんです。

 

 

自分の現状にモヤモヤしてる人が読めば、きっとプラスになる内容がつまってます。

 

『人生の勝算』を読んで、自分の人生を振り返って「自分のコンパスは何なのか?」考えてみるのをオススメしますよ!

 

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